キンファミの構成の説明
チャオ・アミーゴ! 読んでくれてありがとう。ここではサンチョ石際がキンファミがどんな技術で動いているか、構成を説明します。
キンファミの構成図
構成はざっと図にするとこんな感じ。
大きく2つの領域に分かれます。左側がAWS(AmazonWebService)で、右側がkintoneになっています。
また改造されたファミコン本体も技術要素の一つです。
AWSの役割
AWSの役割はkintoneにない機能を提供することです。kintoneにない機能は、例えばこんな機能です。
- アセット(ゲームに必要な素材)の管理機能
- ゲーム構成のエディット機能
- リアルタイム連携(PubSub)
- 電話
これらの機能をkintoneに提供することが大きな役割です。
kintoneの役割
kintoneが担う役割はゲーム本体と、ユーザーインタフェースを備えることです。
キンファミで作られたゲーム。CybozuDays2023でお見せした内容は「kintoniaⅠ~呪われたしょうわの神々」でしたが、そのゲーム内容はkintoneのカスタマイズでアプリ上に備え付けられています。
その他に、さまざまな普段使いのkintoneの申請アプリと、申請データをキンファミに渡す「とらいふぉーすアプリ」が存在し、ChatGPTと連携しながら、キンファミと共存しています。
キンファミ本体(ご神体)
ファミコン本体も忘れてはいけない構成要素です。ファミコンは筐体は本物で、兵庫のゲームショップで950円で調達しました。改造されたファミコン=ご神体は、USB接続でキンファミを遊ぶ上司ユーザーのPCに接続され、ゲームパッドの信号がブラウザを通して送られる仕組みです。
まとめ
キンファミには大きく2つの領域と3つの技術要素があることを説明しました。
- AWSによる構成物
- kintoneによる構成物
- 改造されたファミコン
今日の説明はここまで。また読んでね。アディオス!