音楽のこと「製作した楽曲のこと」
はじめに
おす!オラパンチート!今日はオラが作曲した曲について書くぜ。
よろしくお願いいたします。
最初にできた「TEAM KFC TITLE」
19年ぶりの作曲活動は、脳内のギアがギシギシと音を立てて回るのを感じながらのスタートでした。最初は「おお!いい曲!」と思っても、数日で飽きるとかがざらでどんどんボツ曲が生成されていくのです。
そんな中5月4日に、ついに我々TEAM KFCにとっての初めて楽曲として認めらる「ザ・ファミコン」な音楽が生まれました。それが「TEAM KFC TITLE」という未使用楽曲なのです。(未使用かい…)
これは、完全に任天堂のファミコンを意識した楽曲で、音色も2音色で当時のファミコンの「タイトル画面」が目に浮かぶような楽曲です。
サッカーやバレーボールが大好きだったので、そんな任天堂妄想スポーツゲームのイメージです。
メインテーマ (フィールドBGM)
6月5日、キントニアのメインとなる楽曲「Kintonia Main Theme」が生まれました。これはフィールドに出たときにこの曲が流れます。いわゆる冒険のテーマで、この楽曲を制作する際のイメージは「ゼルダの伝説(任天堂)」+「愛戦士ニコル(KONAMI)」でした。
メジャーコード&3連符で構成される音楽で、晴れ晴れとした世界を冒険するイメージと、勇敢な若者の冒険のイメージを混ぜて作ったような楽曲展開です。ベースラインの音色はコナミ。三連符で「ずっちゃ、ちゃちゃちゃ」と刻まれ続けるとなぜか「ひょっこりひょうたん島」(知らないんだけど)みたいなイメージになっちゃうのはなんなんでしょうね。
中間部では三角波チャンネルをメロディ、矩形波チャンネルをベースに入れ替えて、Cメロ(ブリッジ)で楽曲を展開しています。
ディスクシステムオープニングオマージュの時の音楽「Opening Fanfare」は、このメインテーマのアレンジとなっていますが、実は「Opening Fanfare」は5月7日にできていたので、ファンファーレのアレンジがメインテーマということになりますね。
ちなみに「王の間」の音楽も、メインテーマのアレンジとなっています。
オープニング曲(タイトルBGM)
今回の作品の中で、私の一番のお気に入りと言っていいと思います。正式タイトルは「Legend of KINTONIA」。キントニアの伝説ですよね(笑)そうなんですまさにその名のとおり、この楽曲を制作するときにあったのは「ゼルダの伝説オープニングへの挑戦」でした。
ゼルダのオープニングは、何度繰り返し聞いても飽きませんし、伝説の重みを感じる楽曲で大好きな曲でした。自分自身でそのような楽曲がかけるのかどうか?わかりませんでしたが、自分への挑戦の意味もありました。8月15日ついにこの曲が産声を上げました。
この曲に息吹を吹き込んだのは、やはりディスクシステム音源(FDS音源)の柔らかなクラリネットのような音色なのではないでしょうか。
リズム隊はできるだけシンプルにし、バッキングはゼルダの鐘のような響きを入れたり、ハーモニーとして楽曲を支えます。
この楽曲では、キントニアというどこかに存在する「幻想の国」を表現する際に「和」というよりも「アジア」を感じるテイストにしました。そして頭の中にあったのは映画「火の鳥~鳳凰編~」で渡辺典子さんの歌う「火の鳥」でした(https://www.youtube.com/watch?v=Wwj6XE0eZmA)
1986年だからもう37年前の楽曲ですよ!!当時レンタルに入って無くて聞き込めなかったんですよね。ちなみにLegend of KINTONIAに、火の鳥のテーマを混ぜたバージョンも作ってみましたがいまいちでした。でも今聞くとかなり似てるなぁ…(笑)
そして最後の仕上げは、波の音でした。これは、完全にゼルダオマージュです。この波の音は「ノイズ」を音量のスライドで表現しています。毎回同じ速度では違和感があるので、発生するたびに波の寄せて帰るサイクルが異なるように打ち込んでいます。
バトルBGM
5月4日制作なので、なんとKFC TITLEと同じ日ですね。この曲実は私的にかなり珍しい楽曲になっていて、実はイメージは「ファイナルファンタジー」がメインです。
しかし私はファイナルファンタジーの音楽をほとんど聞いたこともなければ、ゲームをしたこともないのです。でもバトル音楽は耳にしたことがあったので、その雰囲気で作ってみたのがこの曲です。そしてサビの部分は、ドラクエ風なイメージをもってきました。
当初は「ノイズパートは、本来攻撃時のノイズ音になるので使わない」としていたのですが、後日リズムパートとして入れてみたほうが、躍動感、戦闘シーン感が増したので、やっぱり入れることにしました。
最後に
今回の楽曲たちは、かなり自分でも気合を入れて作曲できて「いい曲ができた!」と思える仕上がりになっています。ので、ぜひ聴いてあげてください。お気に入りの新曲として、ご愛聴いただけるととても嬉しいです。
あ、MP3音源などお渡しすることもできると思うので、気に入っていただいた方は気軽にご連絡ください。
じゃあ今日はここまで。アディオス・アミーゴ!