ドット絵のこと その1

はじめに

チャオ!パンチートだよ。
今日は、キントニアの世界を構成するキャラクターや背景、マップなどを形作っている「ドット絵」について書きたいと思います。

8bitの世界は技術とアイディアの塊

私はドットキャラは全く詳しくなかったので、40年前の技術情報を調べるところから始めましたが、調べれば調べるほど、ファミコンという機械が考えぬかれた機械なのかということがよくわかるのと同時に、その限られた性能をどう工夫して、さらなる表現をしようとしていたのか、ということがよく分かりました。

今回使ったツールのこと

ドット絵作成のツールは何を使うのがいいんだろうか?とネットで色々調べたところ、Asepriteというツールが使いやすい!という意見が多く、これを使うことに決めました。
あらかじめ各種ゲーム機パレットが用意されていたり、レイヤーで描画できたりと、ユーザーの使いやすい作りが初心者にも優しくすぐに使えるようになりました。

キャラデザインのこと

とはいえ、16×16の中に「人」を描くのはこれまでにない体験です。一番最初に描いたのは、実はR3インスティテュートの金春さん(キントニアの中では、コンパルルさん)でした。金春さんのイメージが脳内で上手くドット絵に変換されたのかもしれません。
とはいえ(笑)元々絵描きでもない私が、もったことのない筆を持って絵を描くようなものです。なかなか上手くいきません。そのときに参考にしたのが「ドラクエ」シリーズのドット絵でした。
キャラの頭身や、色使いでの見せ方、省き方など、まるで当時の技術者さんの脳内を覗き見るような感覚でした。そして作れば作るほど、自分なりの表現ができてきたように思います。

どりいさんは、ミミガのコスプレしてる時の姿を。築山さんは、推し活の時の姿を形にしました。そしてこの御三方に「とあることで、キャラクター化していいですか?」とお聞きしたら「いいよいいよー、なんでも喋るよー」とまだ見ていただいていないうちから快諾いただいたことがとても嬉しくて、メンバーと一緒にやったー!と喜びました。

今作るとまた雰囲気変わるのだろうなーと思うので、何かの機会にリメイクしてみたいなぁと思っています。
界隈の方みんなをキャラ化する計画もあったので、続編を作るときにはもっと多くの方を作りますね。

最後に

音源もドット絵も少ない発色、少ない音色や発音数でも上手に使うことで、多くの表現ができるものだと思います。まあ制限があるからこそ「制限を越えた表現」ができたとき、驚きになる。というのが、ドット絵、8ビットマシンの世界だと改めて感じました。
じゃあ、また次の時に会おう。ちゃお!

 

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